震災紀念堂120年 年忌法要のお知らせ
濃尾地震120年記念行事のお知らせ
今年平成23年は濃尾地震(1891年10月28日)が発生してから120年を迎えます。東日本大震災が発生するまで120年間はマグニチュード8を記録した最大の内陸地震として、記憶されてきた大震災でした。犠牲者も7000人に及びました。当時の仏教界、政治の世界でも活躍していました天野若円が義援金を募り、犠牲者を供養する御堂(紀念堂)を建立。現在に至るまで天野家個人でこの御堂を支え、祥月命日はもとより月命日には欠かすことなく供養をされて来ました。第1部では例年通りの祥月命日の供養を執行します。今年3月の東日本大震災の犠牲者は2万3000人と濃尾震災の5年後に発生した明治三陸津波の犠牲者2万2000人を超える国内最大の災害となりました。第Ⅱ部において、東日本大震災の犠牲者を悼み、これ以上の被害を繰り返さないことを願いつつ、中央防災会議専門調査会有志の方々を交えて、120年を記年するイベントをを行います。みなさまのご参加をお待ち申しております。
開催日:2011年10月28日(金)
場 所:岐阜市若宮町2-10 震災紀念堂
第Ⅰ部 120年法要執行 午前10時~
導師:浄土真宗本願寺派 祐蓮寺住職 箕浦良信
主催:宗教法人紀念堂
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第Ⅱ部 いまこそ 地域の災害を見直そう 午前10時30分~12時
講演:伊藤和明 NPO法人防災情報機構会長 「災害教訓を生かすために」
杉戸眞太 岐阜大学理事 「巨大地震災害に備えて」
平野啓子 語り部・武蔵野大学非常勤講師 「濃尾地震数え歌」が伝える教訓
西村道代 紀念堂 「紀念堂とともに」
進行係 北原糸子(立命館大学歴史都市防災研究センター教授)
参加者へは内閣府中央防災会議専門調査会がこれまで25冊刊行した災害史を
コンパクトにまとめた「災害史に学ぶ」(4冊)を内閣府のご厚意で無料配布します。
主催:濃尾震災紀念堂保存機構 内閣府災害教訓の継承に関する委員有志、
後援:岐阜県 岐阜市 岐阜市教育委員会 岐阜新聞・岐阜放送
●往復はがき(10月10日消印有効)に「住所・氏名・人数」記入し、
お申し込み下さい。 参加費無料/定員80人(80人以上は抽選)。
問合せ先電話番号:090-9685-2140
●申込先:濃尾震災紀念堂保存機構/岐阜市若宮町2-10(代表 西村邦彰)
●受付開始:9:30<はがきを受付でご提示下さい>