8月28日月命日法要のご報告とお花
まだまだ暑い日々が続いております。
新型コロナウイルス対策も兼ね、ソーシャルディスタンスの確保だけではなく
本堂の窓を全て開け放ち、空気を通しておりますが
マスクをしての読経は、なかなかに堪え難い暑さです。
今月お見えになられた善龍寺さんは、口元を覆うマスクではなく、
透明なケースを顔回りに張り巡らす、被り物タイプのものであり
とても過ごしやすそうでした。
あちらこちらで色々な方と接している方は、やはり現実的で色々な対策をご存じですね。
お話の中に他地域でのお墓参りに関わるお話がありました。
・墓石の文字が金文字である、
・海に近い地域では潮風で花が枯れやすく造花を使う
・爆竹を鳴らしたりする
お墓参り一つとっても地域毎に違いがあるようです。
郷に入っては郷に従え、という言葉がございます。
この言葉には、そこに暮らす先人への敬意が籠められていると思います。
社会を形成する・集団行動を取る、という時
その形成するグループの最大公約数が重要になるでしょう。
和の精神と、個の精神。どちらも大事なものだと思います。
お話の文化の違いを考える中、各種文化が流入している現代社会、
少数派が一方的に敬意を求める状態になっていないだろうか。
そんな事が頭をよぎってしまいました。
災害を知り、災害に備える。
当たり前の事ではありますが、何よりも、
皆が協力するという事を忘れないようにしたいですね。
今月のお花