濃尾地震 132年記念行事のお知らせ
令和5年(2023)は、濃尾地震(明治24年<1891>10月28日)が発生して132年目に当たります。マグニチュード8を記録した最大級の内陸地震が東海地方を襲い、犠牲者も7,000人に及びました。当時の仏教界、政治の世界で活躍していた天野若圓が義援金を募り、犠牲者を供養する御堂(紀念堂)を建立したのは、震災2年後の明治26(1893)年でした。その後、現在まで天野家を中心に近隣の皆様のご協力も得て、この御堂を支え続け、祥月命日はもとより月命日にも欠かさず供養がなされて来ました。
平成22(2010)年から10月28日に展示や講演会などを行っており、132年目の本年も下記のとおり記念行事を開催致します。第Ⅰ部で、例年通りの祥月命日の供養を行います。第Ⅱ部は、濃尾震災をはじめ、近年の東日本、熊本、大阪、北海道等での地震の犠牲者を悼んで、この様な被害を繰り返さないことを願いつつ、ご講演をいただきます。みなさまのご参加をお待ちしております。
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開催日:2023年10月28日(土)
場 所:岐阜市若宮町2-10 「震災紀念堂」
第Ⅰ部 祥月命日法要 午前10時開始
導師:飛騨市神岡町大国寺 前住職 杉阪徹英師
主催:宗教法人 紀念堂
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第Ⅱ部 記念講演 午前10時30分~12時30分
総合司会 岐阜市歴史博物館 学芸員 松島裕大
□濃尾震災紀念堂保存機構*代表 ご挨拶 杉戸真太
講演1.「語り継ぐ「災害の知」—いのちと暮らしを支える看護の使命」
関西国際大学 保健医療学部看護学科 大学院看護学研究科
地域・在宅看護学領域教授 畑吉節未(Kiyomi HATA)
< 休憩 >
講演2.「私が見た震災紀念堂」
岐阜新聞 記者 堀尚人
□紀念堂*代表 ご挨拶 天野賢敬
主催:濃尾震災紀念堂保存機構 代表 杉戸真太
後援:岐阜市、岐阜市教育委員会、清流の国ぎふ 防災・減災センター
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- 受 付:9時15分開始(返信葉書ご持参の上、ご記帳をお願い致します。)
- 定 員:先着70名
- 参加費:無料
- 往復葉書で、お申し込みをお願いします。(締切:10月15日消印迄)
事務局 〒501-1193 岐阜市柳戸1-1 岐阜大学地域減災研究センター 末﨑裕美
□お問い合わせ先:濃尾震災紀念堂保存機構 西村邦彰 TEL:090-9685-2140