濃尾地震130年講演動画公開のお知らせ と 情報について
130年記念動画の公開を致しました。
再生リストのリンクを以下に用意致しましたので、よろしければご視聴ください。
濃尾震災130年記念行事 1 開会~杉戸先生挨拶 – YouTube
告知が遅くなりまして大変申し訳ございませんでした。
講演動画で、
東日本大震災の記憶も、被災から10年が経ち、薄れてきている
といったお話がありました。
時間が解決するといった言い回しはございます。
自然災害の多い日本では、無常観で災害を受け入れてきた部分はあるのでしょう。
被災者が個人の辛い体験を受け入れ、過去に囚われる事なく、
未来に進んでいくためには必要な事でもあるのかもしれません。
しかし、被害を繰り返さないために
社会として忘れてはいけない、語り継がなければならない事があります。
問題意識を持ち、活動されている碇川様には頭が下がります。
ましてや、その災害が人為的な物が原因であったらいかがでしょうか。
コロナ問題であまり取り沙汰されておりませんが、
昨年起きた、伊豆の土砂災害を思い出しました。
土砂災害の原因として、
真偽はわかりませんが、
違法な盛土、産業廃棄物混入、不適切な土地へのメガソーラーパネル設置といった
人為的要素を指摘する声があり、戦慄した記憶がございます。
もしこれが事実であるならば、上記に関わり、自分の利益とした方々にとって、
記憶が薄れていく事は願ったりかなったりなのではないでしょうか。
防災とは災害を防ぐと書きます。
噴火が起きている時に山に逃げ込むよう指示するでしょうか。
津波の懸念がある時に海抜ゼロメートル地帯を避難所とするのでしょうか。
災害についての正しい知識・認識がなければ防ぐ事は難しいでしょう。
線引きは難しいかもしれませんが、
伊豆土砂災害は、災害化した原因として、
人為的な問題があるのではないかと感じてしまいます。
同じ未来を見ていない、
といった印象を持つ事柄が様々目につきます。
インフォデミック、報道しない自由、デジタル安全保障、情報災害。
専門家のエビデンスはないといった発言を含め、
自分で情報を探す事、自分で判断する事が重要であることを痛感しています。
防災に関わらず、
様々な事を、自分で少しでも正しく判断できるようになるためにも、
学び・考えていく事を怠らないようにしなければいけない時代ではないかと思います。
少々キナ臭い問題に絡む単語をいくつか出してしまいましたので、
署名をし、しめさせていただきます。
堂守・天野賢敬